Klaxons Love Frequency
クラクソンズ4年ぶりの新譜がリリースされました。
その名も『Love Frequency』
ただ、クラクソンズとして良いかと言われると疑問符がつきます。
ニューレイヴというジャンルを確立してきた感のある、クラクソンズ。
ニューレイヴといえばちょうど2008年ぐらいに台頭してきたジャンルですよね。
ハドーケンだったり、なんでしたっけあのバンド、オーストラリアのペンデュラム辺りも割とニューレイヴ感があったのかな、あとはCSSとか。
そこらへんが廃れてきた、CSSはまだ第一線で踏ん張ってますが、その中でクラクソンズがどんな曲を持ってきてくれるのかと期待していたんですがね。
まず、帯にプロティジーの文字が躍っていたんですよね、さてさてプロティジーとクラクソンズうーんどうなんだろうかと「ダンス・ロック・プロティジー」とか書かれてましたから。
そして1曲目の「A New Reality」とても良いそして歌詞が良い「夜だと思っていたけど僕らは太陽を見た気がした」とかね。
ただそのあとがどうも微妙、なんていうんですかね、90年代とまではいかないけど今までのクラクソンズではない、クラブミュージックとまではいかないけどエレクトロみたいな、1stの音像でこれを聴いた人は絶対びっくりする、ほんとにクラクソンズなのかと。
3曲目とかはカルビンハリス辺りが出しててもおかしくはない曲調ですし。
やっぱりクラクソンズってあのバンドとなんかわけわかんない感じの中間にいるのが良い感じだった気がするんですよね。ギターリフが唐突に飛んできたりとか。
それが今回は打ち込み中心で。
これが進化と捕える人もいるだろうけど自分的には特徴を失った奴らになってしまったなと。
キラーチューンはところどころにあるんですけどね。もうひと押し。