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音楽レビュー等

タナソーのツイートに寄せて

タナソーこと、田中宗一郎さんが何やらフジロックおよび日本の洋楽シーンおよび邦楽シーンについて興味深いツイートをしていたので転載してみる。

 

これはすごい思うね、ピッチフォークってイメージ的にインディの記事しか載ってないと思ってたのよ、でも普通にポップアイコンの音楽とかも載せるし、レビューだってもちろんある、もちろんヒップホップもね、だから安易に言うとほんとにこんな音楽もあるんだって思う人は増えてると思うんだよね、音楽をやってる人がもちろん影響を受けてジャンルレスな曲作ったりもするだろうし、聴く方だって今まで知らなかったけどこのジャンル良いじゃんってなったりすると思う。

ちょっと話はズレるけどこれってJAPANが俗に言うJPOPのアーティストを載せるのと被る気がするんだよね、でもそこまでは読まないし聞かない。

さらにピッチフォークみたいなものじゃないけど例えばゴッチがやってるレーベルオンリーインドリームスのホームページでは年末にアーティストとか著名人に今年のベストアルバムとかやってるよね、でもあれだってどこまでの層が見てるか分からないし、実際に聞いてみたりしてるのかも分からない、それこそ2つ目のツイートじゃないけどほんとに興味が無いよねみんな、たしかフジロックの「富士祭瓦電子版」のインタビューで見かけたけど「いまの若者たちは、楽しみに関して予定調和でいることのほうが安心感を感じるのかなっていうのは感じますね。っていうのは結構言い得てると思ってて、例えば新しい音楽への関心とかが無い気がする、シャザムとかあるのにね。

貪欲に音楽を聴こうと思えばいくらでも聴けるのに、最近色々な人たちと関わりを持つことが多くて音楽好きな人いる?って聞いても聞くけど好きなではないとか普通に言う人がいる。すげぇずれたから話を戻すけど、ピッチフォークみたいなメディアを出して欲しい。そういう土壌が出来れば歌謡曲調な曲が受けた9mmとか森高千里とコラボしたりしてるtofubeatsとかそういう新たなジャンルというか側面が出てくる可能性はある訳で、そういう可能性を増やしていかないとこの先日本の音楽産業というのはますますやせ細って行ってしまうよ。

っで本題のフジに関してなんだけど。

まずこれ、思うところがあるっていうのは僕も同じ意見を持っていて、まぁ邦楽勢に頼りまくってるなってところ、批判を恐れずに言うのであれば前述の新しい音楽に興味が無くてこのバンドだけが好きなんだって客層に訴えかけてるのかなと。

タナソーがどう思ってツイートしたのかは分からないけど前年とは結構色が違うよね、お客さん集めなきゃいけないのは分かってるけどだったらスマッシュだってもっと普段からのプロモーションを考えなきゃいけない、ここであーだこーだ言うことじゃないから割愛するけど。

このツイートにはかなり心を動かされている、実際に享受する一般消費者の一人という立場だからこそ考えないといけないと思っている、近い将来集客が出来なくてフェスのチケットがとても高騰する危うさだって秘めている訳で、だからこそ考えなければならない。でも何をしていいか正直分かっていない、漠然と音楽産業が危ないとサードパーティ視点からこういうブログに勝手に綴っているだけ、でも何をしていいか分からないからこそ日々CDを買って良質な音楽を探す努力だけは怠らないようにしたい。