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音楽レビュー等

グラストンベリーで見ておくべき10の若手バンド。

レジェンドがグラストンベリーのピラミッドステージでライブをやる時に「私あの時いたの」と言うことができるように。

または「2年前に20人の観客しかいない中このバンド見たの」と言えるように、インディーで大きな賞賛を与えられ、大舞台に行く前に見ておくべきなのだ。
 
 

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hinds:スペインの4ピースバンド、ライブにおいて魅力的に変化する、誰もが感じるだろうリバティーンズ、ヴァクシーンズ、そして彼女らが心から尊敬しているブラックライズのようだと。
彼女らは今週末ステージで誰よりも多くのファンを獲得する可能性がある。
 
 

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The district:このファットポッサムレコード所属のバンドの出した ‘A Flourish And A Spoil'は2015年のインディー界の輝く宝石のようなものだ。まるで仕立て屋が仕立てた広大なステージである、Jhon peel stageであろうともFuneral bedsのような楽曲とともに楽しませてくれるボーカルのRob Groteの威勢の声良いが十分聞こえてくるだろう。
 

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Benjamin Booker: ラフレコード所属のこのシンガーはブラックギーズやジャックホワイトととても良く似ている。
特にガラージーなリフと唸りあげるような声が最高だ。
昨年リリースしたセルフタイトルのアルバムは彼らの上をいくかもしれないほどの傑作だ。
 

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Declan McKenna:グラストンベリーへの階段を急速で駆け上がってきた16歳だ、彼との最初の出会いは2月にbrazilを聞いたことである、この曲はジェイクバグのようでいてジェイミーTのような詩を運んできてくれた、驚くべきことに彼がこの楽曲でFIFA会長ジョセフフラッターのことを皮肉っぽく歌ったところ、実際に会長を退いた。
 

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Leon Bridges:なめらかな歌声のテキサス人をメインストリームに押し上げたのはサウンドクラウドにアップした楽曲だった。
彼がほんの1年前までプロのアーティストでなかったことに関してゴタゴタ言うのはよくない、彼の初の音源が今月発売となる、その素晴らしさにどこへ行っても彼のパフォーマンスには注目が集まるだろう、このハイプは良いハイプなのだ。
 

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Weaves:"トロントのWeaves"だったにも関わらず彼らが大西洋を渡った先の国イギリスではじめてやるライブはその国1番のものとなってしまった、昨年出した彼らの代表作"Motorcycle"はX-Ray Specを彷彿とさせ、最新曲の"Tick"はエネルギッシュなMGMT初期のような楽曲だ。
 

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Pretty Vicious:この攻撃的でひどく尖ったウエールズティーンたちは今までガレージの中でしか演奏をしてこなかった、そう今最も成功しているマネージャーの目にかかるまでは。そして今彼らは強引にでも自分たちを印象付けようとしている。
その耽美さからしばしばオアシスと比較されることが多い。
グラストンベリーが彼らの最初の大きなフェスでのギグとなる。
 

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Loyle Carner:器用でクレーバーな歌詞はここ最近聞いたどの歌詞よりも誰にとっても心を打つものだ。彼の心はいつも長袖を着ているような気がする、隙間に入り込んでくるような楽曲、しかし決して高圧的ではない。彼の歌詞は彼の騒がしかった彼の家族との生活に言及していて聞くものをストリーツのソレよりもより心温まるものとなっている。
 

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Hooton Tennis Club:このウィラル出身の4ピースは元コーラルのビル・ライダー・ジョーンズと共に活動をしている、そして8月28日についに1st、Kathleen Sat On The Arm Of Her Favourite Chair
をリリースする。
ティーンエイジファンクラブとペイヴメントのちょうど中間のような音楽性。
この上ない歪みとコーラスは他に類を見ない。
 

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Gengahr:ブラーのようであり、また少しアンノーンモータルオーケストラの初期のような感じも覚えるこのバンド。ピース、スイムディープ、ウォルフアリスの次にインディーの王座に着くはずだ。
デビューアルバムのA Dream Outsideはとても中毒性があり、綿密に作られている、ステージ上では更に彼らの良さが分かるだろう。
 
解説だけ訳してても良いバンド多そう。
これは個々のバンドでエントリー作ってもよさそうだな。
個人的に気になるのは最近の自分の中のトレンドも含めてLoyle Carnerかな。
あとはGengahr、Hooton Tennis Clubも良い感じかも。
しかし、知ってるのがBenjamin Bookerしかいないというのが何とも自分の音楽知識の乏しさを思い知りました。
 
以上。