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フットボールの熱源〜レイソルとタイリーグクラブの提携契約〜

J1柏がタイ・プレミアリーグのチャイナートとアカデミーの選手ら指導者の交流を進める提携契約を結んだ。タイのクラブはアカデミーの確立が立ち遅れ、新興のチャイナートは今年、ようやく13歳と16歳のチームを立ち上げた。
その選手のセレクションに柏の増本伸弘アカデミーダイレクターらが立ち会ってきた。
柏は育成をクラブの柱としたクラブ運営を目指し、工藤、茨田、竹富、秋野らアカデミー出身者が中核を占めている。
その育成能力は海外でも評価されている。
しかし、そこで満足しているわけではない。
増本さんは「クラブの発展のためには育成の指導者の力をもっと磨かなくてはならない」と力説する。「そう考えているところにタイから提携の話がきた。」
チャイナートアカデミーからの選手、指導者の受け入れも構想にあるが、まずは柏の育成コーチのタイへの派遣から始めるのはそれが指導者の質の向上につながると確信しているからだ。
「指導とは、こうしなさいと答えを教えるのではなく、選手がうまく動けるように働きかけ、仕向けていくこと」と増本さんはいう。
言葉も戦術の理解度も日本とは異なるタイの子どもたちに働きかけるのは難解なはず。しかし、それでもはお選手を巧みに導き、変化させていけるようでないと本物の指導力とは言えない。
それにしても、アカデミーの指導力アップに提携の目的を特化しているところが柏らしい。増本さんは「アカデミーが死んだらクラブが死ぬと考えている。クラブの命運は育成コーチの質にかかっている」と言い切る。
その覚悟と自覚があるから、今回の交流に本腰を入れる。
チャイナートアカデミーの底上げが出来たら、それは柏のコーチの力量が増した証となる。
7/23日本経済新聞から抜粋。

レイソルがタイのクラブと提携を結びました。
以前ご紹介した記事はタイのクラブが育成年代に向けてクラブを作っているというと。
メリットと思う点は2つ、指導者も海外の風を感じられるのはとても良いことだ。
近年日本人指導者が海外に出て行くことが多くなっているが、クラブぐるみというところは少ない、日本人指導者の中には海外に出て指導したい人もいるはず、レイソルの意思とは少し外れるがそういうった人たちの受け皿となるのも悪くは無い。
2点目は戦力の増強につながること。
純粋にレイソルの見るパイが増える、今日本では人口減少が社会問題の1つとなっていて、どんどんどんどん獲れる人材が減ってきている。
そうなった場合海外に目を向けるしかないのである。
まだアジア圏でも人気のある欧州クラブが本腰を入れてアジア圏への進出をしてきてはいないがいずれするだろう、その前に日本がサッカー途上国へ黒船として来航し、サッカー宗主国となって発展させ、人材は吸い上げるという行為をしていかなければならない。