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football mania

音楽レビュー等

No Joy【More Faithful】

My Bloody Varentaineを聞いた時の感動を思い出すことはあるか。

あの耳の情報量をはるかに超えた音の波、これはなんなのか音楽なのかただの音の塊なのか、そんなことを考えながら聞いたことのあるアルバムは後にも先にも無かった。

そんなマイブラ、フォロワーが多いことでも知られているバンドである。

cross beat紙ではマイブラのフォロワーの特集を組んだ号すら出たぐらいである。

シューゲイザーと呼ばれるジャンルが広く浸透し、浸透しすぎるがあまり、どんなバンドでもシューゲイズと呼ばれる楽曲があるだろう時代にこのバンドこそ正真正銘のマイブラフォロワーとして推したい。

No Joyである。

No Joyはカナダ、モントリオールのシューゲイズバンド.

インディー時代はBest Coastとも親交が深く、現在ではfun.のネイトとも親交があるらしい、下記に紹介する「More Faithful」の日本盤ではネイトが携わった曲も収録されている。

昨年彼らが発表した「More Faithful」これが本当にすばらしいシューゲイズアルバム。

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M1「Remember Nothing」

You made me realiseを彷彿とさせるリフが終始流れるこの曲。

そしてボーカルのジャスミンの声が程よくマッチしてる。

1曲目に必要な疾走感、そしてシューゲイザーに欠かせないノイズのような音楽この2つが多分に入っている楽曲。

 

M2「Everything New」

こちらアルバム発売に先駆けて公開された楽曲。

これは加工されたジャスミンの声がメインの曲。

バックになってる、単調ながらドリーミーな音が中毒になる。


No Joy - Everything New [Official Video]

 

M3「Hollywood Teeth」

前曲、「Everything New」が突如終了し、再びアップテンポな曲に移行する、中盤、急遽ディスト―ションのかかったギターが鳴り、ブラックホールに吸い込まれるような音になり、展開が変わる凝った曲。

 

そして特筆したいのがM9「Rude Films」

ここまでマイブラフォロワーだなんだかんだとマイブラ路線を歩んできていることを強調してきたこのバンド、しかし、この曲だけはがらりと雰囲気が変わる、従来のバンドでいうとジザメリのようなドリーミーな感じがこの楽曲にはあるのである。

 

そして、M10「I Am Eye Machine」、M11「Judth」も今までのが楽曲とは違い、アンセムのようなシンガロンが出来る曲となっているのである、シューゲイザーでこんな楽曲をやるのは珍しい。

 

このようにこのアルバムはNo Joyの色々な側面が見れるアルバムとななっている。

そしてシューゲイザーを指向していることはぶれないが、彼らの技術の高さ、そしてシューゲイザーの新たな解釈を彼らなりにしだしている、非常に面白いアルバムとなっている。

 

MORE FAITHFUL [ボーナス・トラック2曲収録・歌詞・対訳・解説付き / 国内盤]