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Dr.Dreが認めた至宝、Anderson Paak Interview

Dr.Dreが発掘するシンガーは大抵、野心を抱いているが、Anderson Paakも例外ではない。

 

「僕はAdeleみたいに歌いたんだ!!、だって誰もがAdeleがこんな未来を手にするなんて分からなかっただろう、だから僕も出来ると思うんだ、そしてAdeleが僕のことを認知してくるようになってほしい!!」

 

この30歳のカルフォルニア出身のシンガーは、先月、Dr.Dreのレーベル、アフターメスレコードと契約し、1月にリリースした、彼の魂を吹き込んだ素晴らしい作品、「Malibu」によってブレイクを果たす。

 

この作品はR&Bとヒップホップの高次元のでの融合を果たしているミックスに賞賛の声があがっている。

 

Paakはラッパーのメンタリティを持った、驚くべき新しいタイプのシンガーソングライターである。

 

「どうしてDreと仕事をするようになったかって?、彼がコンプトンプロジェクトをやっている時にAll In A Day’s Workを録ってる時に僕にマイクを渡して、歌えってバイブスを感じろっていうんだよ、だから目を閉じてその時の想いを吐き出したのさ、トラックに乗せてね、目を開けた時には部屋にいる人がみな"Woooo,Yeah"と叫んでいてね、それからDreとよく仕事をするようになったね。」

 

Paakにはこのように感情の高まりを引き起こす才能があるのかもしれない、彼の最近のパフォーマンスで、ステファンコルバートとショーをする機会があったが、そこでもオーディエンスの感情を爆発させていた。

 

ロンドンでのギグは既にソールドアウトしているが、彼はまったくナーバスになっていない。

「ソールドアウトしていると聞いたとき、まったく緊張とか不安は浮かばなかったね。」

AdeleやDreがそうであるように。

 

Anderson Paakとても良いです。

「Malibu」がとても良く、ブログでは紹介してないけど。

確かに新しいタイプのシンガーソングライターだと思う。

R&Bっぽいし、ジャケットなんかはジャズ系のシンガーなのかなと思わせるような雰囲気、しかし聞いていくと序盤はR&Bなんだけど、最後の方は完全にHIP-HOP、更にトラックというよりは演奏なんだけど、それがしっかりしているから新たな感じ、なんだろう、日本でいうところの「田我流とカイザーソゼ」みたいな感じか、「田我流とカイザーソゼ」は陽なイメージのバンドとヒップホップの融合だけど、Anderson Paakの場合はどちらかというと陰、ブラックミュージックを地で行く感じ、このインタビュー(インタビューというか完全に紹介記事だけどね、NMEの)を読んで興味を持ってもらえたら聞いて欲しい、一聴の価値は本当にあり。

 


Anderson .Paak & The Free Nationals Perform 'Silicon Valley' & 'Carry Me'

 

 

MALIBU [国内仕様盤 / 帯・解説付き](ERECDJ218)

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