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音楽レビュー等

パラドックス13

パラドックス13 著東野圭吾を読んだ。

文庫化されてない作品を買うのは結構度胸がいるので、バイト先のおじいちゃんみたいな人に借りてきた。
昨日の休日を使って1日で読み終えてしまったけれど、やっぱり東野圭吾は読み易い。

13時13分からの13秒間、地球は“P‐13現象”に襲われるという。何が起こるか、論理数学的に予測不可能。その瞬間―目前に想像を絶する過酷な世界が出現した。なぜ我々だけがここにいるのか。生き延びるにはどうしたらいいのか。いまこの世界の数学的矛盾を読み解かなければならない。 amazonより抜粋。

パラドックスなんて言葉が出てきてるから数学的知識がなければ読めないのかな?と思いがちですが、全然大丈夫です。

とりあえず、人間模様が相変わらず面白い。
登場人物が10人程度いるのでその人たちがどのように問題に対して考えているのかがそれぞれ違う訳です。
それを取り纏める主人公のお兄さんがまた現実主義者というか冷徹というか。
当然、衝突するわけですよ、これだけの非日常的な状況でこれだけの人数がいれば。
その人たちがどのような末路を迎えるのかがキーポイントかな。