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ゴトビの解説

エスパルスの監督であるゴトビがjapan timesで最終予選の各国の解説をしていたのでそれを訳したいと思います。
グループAについても話してたんですがそれはめんどうなのでBのみで。

オーストラリア
多くのプレイヤーが世界有数のリーグでプレーしている。
そして、日々のトレーニングにおいて元Jリーグの監督であるホルガ―・オジェックがプロフェッショナルな仕事でチームをブラジルまでうまくガイドするだろう。
オーストラリアのプレイヤーはフィジカルもメンタルも強力でまた戦術的な規律や組織においてもアジア随一。
しかし、彼らは試合を行うために長時間移動しなければならず、年齢が高めなメンバーたちにとってはその移動の負担は少なくないとは言えない。
また日程も彼らにとって良いとは決して言えない、8試合のうち5試合を6月に行うからである。
この時期は長いヨーロッパのリーグが終わりようやくオフシーズンに入る、とりわけ早い時期に行われるオマーン、日本両国との戦いはフットルースたちにとって大きな挑戦と言えるだろう。



イラク
イラクはアジアのどの国とっても難しい相手となるだろう。
フィジカル、闘争心、個々の能力が毎回の試合で結果を残している。
イラクは日本、オーストラリアにとって注意すべき国になるだろう。
監督のジーコは戦術的な規律や組織を求める戦術をとるのでそれに見合う選手たちが召集されるだろう。



日本
日本はほぼ間違いなくアジアの中で屈指の選手層を誇る。
Jリーグは大陸のトップのリーグとして確立されているし、素晴らしい若いプレイヤーたちを供給している。
一番いいところは毎週、毎週の試合が非常に高いレベルで行われているというところだ。
アルベルト・ザッケローニは偉大な才能のある選手たちとチャレンジをするだろう。
日本のコンパクトなディフェンスとハイテンポな攻撃はブラジルへとチームを導くだろう。
最近、日本は人数をかけてディフェンスをしカウンターアタックをしかけてくる国(ウズベキスタン、北朝鮮など)に苦戦している。
すんなりと予選を突破するためにはバイタルエリアでの効率をもっと上げることとカウンターアタックに対する組織と集中を維持することが必須である。


ヨルダン
ヨルダンが最終予選にいることは驚きであり、そのことがほかの国にとっては問題の原因になるだろう。
ヨルダンは守備に人数をかけ、カウンターを狙う国だがカウンターにかけては個々の能力は高く、一瞬の集中の抜けたタイミングを見計らっている。
しかしヨルダンにとってはこのグループは長く難しい、彼らの情熱だけでは残念ながら日本、オーストラリア、イラクの経験や個々のタレントの差は埋められない。

オマーン
オマーンはこのグループのダークホースになりうる国である。
ハードワークが期待でき守備組織が洗礼されている。
マスカットの試合でオマーンを破ることは難しいだろうしそれが夏場の試合ならばなおさらである。
経験のあるゴールキーパー、アリハブシと多くの選手が守るゴールから点を奪うことは容易ではない。
オマーンは多くのゴールを奪う力はないしかし、それはオマーンと闘う国にもいえることである。
オーストラリアには昨年11月に1-0で勝利しているし、サウジアラビアにも2回のクリーンシートを記録している。
このことはグループBのほかの国に対して脅威にうつるだろう。


ゴトビ的には
オーストラリア◎
イラク〇
日本〇
ヨルダン×
オマーン
って感じなんですかね。

注目度的にはオーストラリア、日本、オマーンが抜けてる感じ。
というよりもイラク、ヨルダンに関しては情報が無いんだろうな。