大人になったVaccinesがやってきた、ヤァヤァヤァ
ヴァクシーンズとの出会いは彼らの1stアルバム「What Did You Expect From The Vaccines?」だった。
この疾走感溢れる感じ若さ爆発な感じ、素晴らしいよヴァクシーンズとほんとに何回もこのアルバムを聞いた。
その年のサマソニにも来日してた、そういえばその年にはトライブスというバンドもデビューしてて彼らはどちらかというと落ち着いてる曲調だった、うーん、ビートルズ中期的な。
この2バンドを通じておれは2004年のフランツとかストロークスが出てきた時と同じ現象が起きてると1人で興奮したもんだ、大学2年の時だった。
しかし、2バンドともそこまでのフィーバーとはいかずといったところ。
そんなヴァクシーンズが3rd「English graffti」をリリースした。
一言で表すと「大人になったね、キミたち」
1曲目の「Handsome」こそ彼ららしい速いテンポの曲だが、2曲目からはミドルチューンが続く、ってかこのPVなんだよblurといい中華圏流行ってんのかよ。
The Vaccines - Handsome - YouTube
3曲目の「Minimal Affection」は珍しくキーボードを入れてる。
そしてなんだこのダフトパンクを彷彿とさせるポスト・ディスコ感のある楽曲はこんなのヴァクシーンズじゃねぇ、こんなにオシャレじゃねぇ。
そしてブツ切れで曲が終わる感じ、なぞ。
The Vaccines - Minimal Affection - YouTube
その後もヴァクシーンズっぽくないんだよなぁ、ヴァクシーンズから何を経験したの?と仰々しいタイトルをつけてた4年前とは全然違う。
オシャレになってる。
しかも、日本盤のみディブフリードマンエディットの楽曲が4曲も入ってる。
これがだいぶいい、ノイズッシュ(完全なる造語です。)にされていて、うん曲のタイトルにもreimagedってついてるし。
ってかこれディブフリードマンがプロデュースしてるんですね、全然気づかなかったわ、デイブフリードマンといえば轟音じゃん、あんまり反映されてないと思うのは僕の耳がおかしいからなのでしょうか。
「English Graffiti」と銘打ってるので、歌詞も落書きのような歌詞です。
例えば8曲目の「Radio Bikini」なんかは「Return to Bikini」を連呼するサビ、もう謎。
しかし、大人になったヴァクシーンズと聞いて聞きたくなっちゃうだろう!?、以上。