あ、こういう感じなんですね、はじめて音源を手に入れる。
そんなに興味ないのになんか買ってしまったものってあるじゃないですか。
最近の筆頭が電気グルーヴの「TROPICAL LOVE」
欲しくない訳ではなかった、でも景気の悪いこの時代に1枚3,000円する音が出る円盤を衝動買いしてしまうとは、そこまで欲しかったのかな自分となってしまう。
さてさてなにわともあれ電気グルーヴである。
シャングリラと少年ヤングしか知らないや、そういえばちょっと前にアマゾンプライムでドキュメンタリーの映画を見たなぁ、なんて感じで全く接点は無いわけではないんだけど、あぁ電気ねみたいな感じだったのだが、なぜ今回のアルバムをフラゲ日にゲットしたかというと、石野卓球のインタビューが原因である。
彼は今回の楽曲を「GarageBand」で作成したと語ったのである。
しかも瀧の声もほとんどがMac付属のマイクにて取ったと。
マスタリング時にそれなりに調整しているとはいえ、これは一種の宅録であるとわたしは判断したのである。
作品の方はというと超絶とふざけの間。
良い意味でのふざけ。客演が何人かいるみたいなんだけどこのアルバム全体の5%ぐらいの養分にしかなってない。
それぐらい電気グルーヴですって言い切れちゃうぐらいのアルバム。
ガレージバンドで作ったとは思えない石野卓球渾身のトラックたちがすごい勢いで迫ってくるところを瀧のふざけた歌詞が上手く防いでくれるみたいな。
とにかく電気グルーヴとはなんぞやということを教えてくれるアルバムでした。