the fur./we can dance
Disc Unionで配布されている「New Acts From Asia」っていう東アジア、東南アジアのインディーバンドの楽曲を11曲収録したコンピが対象製品を購入するともれなくもらえます。
一昨日のエントリーで紹介した Thud/adoも対象です。
アジアのインディーをディグしたいといったもののどっから聞けば良いのか分からなかったので、とりあえずもらったコンピからにしましょということでコンピに入っているバンドたちを紹介できたらなと思います。
The Fur./We can dance
We Can Dance -The Fur. (official video)
シューゲイザーとドリームポップの折衷案的な楽曲、こういう楽曲非常に好きです。イントロのドラムが80年代感あって親近感湧きません!?
The furという台湾の4人組のバンドです。
「town」というアルバムを2018年に出していてそっからのコンピレーション採用です。
「town」すごい良いアルバムなんですが、どっちかっていうと今の欧米の女性インディーたちを彷彿とさせる曲たちが多いです。
っていうか女性インディーなんて枠組み今となってはしょーもないんだけど、男だろうが女だろうがどっちでもいい音楽はいい音楽で、誰でもいいんだけどね。
「town」ではシューゲイザーとかドリームポップを彷彿とさせる楽曲は少なくて、土曜の昼下がりに聞くとかなりいい良い、彼女とか出来そうな曲がめちゃくちゃ多いです。
ただ、messiという曲がある、これは確実にバルセロナのメッシに向けた曲なんじゃないか、そんな気がして仕方ないのです。
全曲通してスケールの大きな曲であることは間違いない。
「avocado man」から「Blueberry」への雷を通しての転換がすごい良い。
あと「Blueberry」はインストなんだけれども、アルバムの締めとして、とっ散らかったものを元に戻すみたいな要素としてループものだし、蕎麦湯な感じでとてもチルい。
シューゲイズがずっと好きで、Slowdive、Ride、My Bloody Valentine や Jesus and Mary Chain などがすごく好き。インディロックやポップでは、Mac Demarco や Unknown Mortal Orchestra など、全員は書ききれない。これはディープな問いだね。自分の音を見つけることは演奏するコードを聴いてそれを感じることで、乗せたい韻を見つけることかな
台湾ドリームポップ・バンド The Fur. インタビュー | indienative
Vo/GuのSavannaのインタビューからの引用なんだけれども、シューゲイズにかなり影響を受けているようなので、次の作品とかもっとシューゲイズよりの作品になってくれるとすごいうれしい。