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音楽レビュー等

monoeyes「my instant song E.P」

エルレでもない、ハイエイタスでもない、新しい細美武士のバンド「monoeyes」ギターに戸高賢史、ベースにスコット・マーティ、ドラムに一瀬正和。これだけの顔ぶれを集められるのも、細美ならではだろう。
割りと話題になりやすい、メンバーの顔ぶれは置いておく。
このmy instant song E.Pから読み取れるのは今の細美のモードである。
あまり細美のやってきているバンドに詳しくない自分でも、今の細美のモードは原点回帰としているのではなかろうかと感じる。
キッズたちに絶大な人気を誇ったエルレガーデン、錚々たる面々を取り揃えたハイエイタス、そしてまた原点回帰ともいうべき4ピースのバンドになった、monoeyes、先行にて公開された「my instant song」のMVを見ても分かるようにそこにはハピネス、そして笑顔が溢れている。
こんな楽曲を今、細美は奏でたいのではないだろうか。
ちなみにギターの戸高があんなに楽しそうにギターを弾いてるのを見たのは初めてである、ART-SCHOOLのカラー上笑顔でかき鳴らすというのがタブーなのもあるが。
隙間産業な感じかと思いきや、7月下旬にはフルアルバム、全国ツアーと本腰を入れて活動する気配がある、細美が何を実際に思い、どのような曲をやりたいのかはフルアルバムにて明らかになるだろう、しかし、現段階から読み取れるものは「原点回帰」、4ピースで疾走感溢れる若き日の細美が描きそうな楽曲をやっていきたいのではないかと感じ取れる。

ちなみに週末とあるイベントに参加した際に最後の最後でこの「my instant song」が流れた、オーディエンスは歓喜の渦となっていた、やはりこういう楽曲が今求められているのかもしれない。