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早朝と夜中の間

まだ起きている、好きで起きている訳ではない。

任されたタスクが積み重なり、終電で帰ってきたのにもかかわらず、未だにパソコンを開き、資料を作っている。

資料作りといえば聞こえは良いもののペーペーの自分にとっては社内資料1つ作るのでもひと苦労。良しとけば良いのに高みを目指そうとするから、終わらない。

赤もらってそれ通りに修正すれば楽だけど、そうではない、初提示の時に何か相手に驚きを与えたい。それはなんでも良い、調べた情報の量でも良い、画像のちょっとのズレがもたらす、スペクタクル感動でも良い。とにかく相手になにか衝撃を与えたいのだ。

これは飲み会でもそうなのだが、何か爪痕を残したいとすぐに思ってしまう。

これはこれで悪い癖で、何も無い飲み会というのがとても居心地の悪いものになってしまう。

何か爪痕を、何か一目置かれるものを。

そう考えて今の職場で仕事をしていたものの、まぁ、相手はこの道数十年のベテランたちなのである。

よほどのことじゃ驚きはしない、しかも、この業界はタチが悪く、自分のことが一番だと思っている人たちの集まりである。

正直、みんなあらぬ方向を向いて進行していることが多々あり、そのしわ寄せが一番下っ端の私に回ってくるというのがなんとも...

ただ、若いうちの苦労は買ってでもなんとやらの通り、この時間までこうやってぽちぽちと何かを作っているという行為が好きな私にとってはあながち、居心地の悪い職場でも無い。

とにかく、自分はまだ何も成し遂げれないということを受け入れ、あがいていこうと決心した早朝と夜中の間だった。しかし、あがいたところで何になるのか、自分はこの道で食っていけるのか、いつも考えてしまう、会社という存在がなくなったら自分はどうやってご飯を食べていくのだろうか。今この状況で海外に連れて行かれたら、老後は、今後は、未来は、どうなっているのだろうか、未来だから誰にも分からないんだけど、

最近未来の重圧にやられそうになる。未来を見るな今を見るなとかドンシンクフィールとか色々なことを言う人がいるけど、それはその人の未来が見えているだけで、振り返った時にあの時未来を見ていなかった今だけを見つめていたと美化された記憶なのだろう。

記憶なんて曖昧模糊なものに囚われている人間を超越したい。

XとY軸だけで構成されている世界ならばZ軸になりたい。

どれも無理な話なんだろう。

昨日見たGet outがとても良かった。

黒人と白人、ぼくらは触れることがない文化だけど(滅多に)ただ海の向こうでは、問題が顕在化していて、それをぼくらは文章とか映像でしか知ることができないのだけれど、この映像に関してはとても良くできていて、これは誰しもが見る映像だと思う。

ワカンダ王国に思いを寄せるのも良いけれど、誰かがワカンダに行ったことがない人は今後人間として認められないとか言ったとか言わないとか。

ほら暴れん坊将軍が暴れ出した。この時間の暴れん坊将軍は誰が見るのだろう。

そういえば会社でテレビの枠を売れ売れ言われていたような、いないような。

そういえばラジオから心地よいchill mixが流れている。

そういえば明日は29℃まで上がるような。

そういえば13の理由シーズン2が開始とか。

夜と早朝の間で。

また4時間後に満員電車に乗っているのだろう。

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